【社内改善事例】専用測定器が欲しいので、協力してもらえないか?
こんな方にお勧めです
●現場の測定でこんなことはありませんか?
測定部を測定するのに現状の測定器で無理やり測定している
しかも
その測定品が重要な製品でリピート性がある
これは山岸製作所内で起きていたことでした。
同じようなことでお困り事のある方へおすすめです。
提供できる価値
●今回の事例は山岸製作所内で行った改善事例のご紹介です。
山岸製作所内でリクエストのあった事例を紹介する中で
皆様に役に立てる情報が発信できればと思っております。
もし今回の事例を見て
『これならウチにも同じ課題がある!』
と思っていただけたら、この事例を参考にしていただけると幸いです。
改善事例実績紹介

こちらの写真が今回製作した測定器になっております。
基本情報
【弊社にて行ったこと】
弊社にて行ったことは下記になります
- 現場との打合せの実施
- 打合せ結果から現物によるリバースエンジニアリングと決定
- 現物を引き上げ分解
- それぞれのパーツを図面化
- 図面化ら部品の製造
- 組み上げ後、精度チェックの実施
【おおよその予算感】
こちらの測定器は 15万円 程度となっております。
設計費に関しては測定器の複雑さや、部品点数でも変化します。
【納入までの期間】
今回のお話では、1.5ヶ月ほどで設計から引渡しまででかかりました。
依頼の経緯
依頼の経緯としてはお恥ずかしい話、お客様からのクレームです。。。
対象品の一部ですがこの内径段差を測定していました。

こちらの寸法の公差が レンジで 0.005mm しかないという製品です。
その測定を現場ではこの測定器で測っていました

測定自体はできていたのですが、この測定器のデメリットは
測定者によって測定精度が変わってしまう
ということにありました。
そして、お客さまから指摘されたのをきっかけに現場から
専用の測定器を考えてくれ!
ということで今回の案件の実施となりました。
実績 アピールポイント
●今回の測定器は内径測定ですが
ストレート部の内径測定ではない
ということでしたので、一度逃げる必要がありました
そのため今回のような形をとりました
山岸製作所では製造現場が主体の企業ですので
使い勝手は現場の方が熟知していたため、私はアイデアを具現化する
お手伝いをするだけでした
アイデア自体が現場から出てきたものであったため
現場へいれた後もすんなり使用をしてもらえました
私の前職経験から言うと
現場に認めてもらえるものを作ること
が非常に難しいということがありましたが
現場で考えたものはすんなり受け入れてくれました
現在は高精度な測定物はこの測定器となっております
