【実験事例】 薄肉切削加工 へら絞り試作にいかがでしょうか?

こんな方にお勧めです

  1. へら絞り品の試作にて、精度が出せずに困っている
  2. 製品をチャックできない製品の発注先の選定にこまっている

提供できる価値

  1. 弊社では独自開発した、エアーバキュームチャックという技術を使い、製品を圧力で固定するのではなく、空気の力で固定する方法により従来方法では固定部のない製品もチャックすることが可能です。
  2. チャックが可能であるため、いかに薄い製品でも高精度に切削を行うことが可能となりました。

加工実績紹介

こちらが今回製造した製品となります。

基本情報

【材質】   ステンレス(SUS303)

【サイズ】  最大径 φ170 肉厚 1.5㎜

【幾何公差】 変形を0.03mm以内で抑えております

【ロット数】 10~100個

【仕様用途】 社内のトライ品なので、用途はありませんが、へら絞り品の試作のイメージ製作しました。

【加工方法】 薄肉切削 旋盤加工 

依頼の経緯

山岸製作所内でエアーバキュームチャックの開発が完了し、

では何かこれをつかって何か難しいものを作ろう!

というのがきっかけです。

当初は薄肉で複雑なものという考えもありましたが、このチャックが

薄いものの切削に特化しているので

では

絞り品で行こう

ということになり今回の製品ができました。

実績 アピールポイント

●独自開発のエアーバキュームチャックとは?

山岸製作所は長年、薄肉製品の加工に特化しておりました。

その中で極薄のディスク形状の製品の引き合いが来たが精度を出すことができなかった。

この製品はGM社のハイブリッドモーターの中に使用される部品で軽量化のため、その薄さがどうしても必要であった。

そこで、今までの加工方法を根本から見直すため、国の補助金を使い開発を行った。

その中で出来上がったのが下図のバキュームチャックである

この広報により山岸製作所はより薄い製品の加工が可能になった。

●精度要求を満たすことができる測定機器

山岸製作所ではμmオーダーの依頼が多いため、現場での測定器や3次元測定器等の設備機器の整備は整っており、確かな品質をお届けします。

特に今回のような極めて薄い製品に関しては接触式で測定することができない

ということで、非接触にて測定する技術が必要であった

この技術もバキュームチャックの開発とともに行うことで確立するできた

3次元測定機
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